タイトルにもある通り、私はダブルワークで働く二児の母。「フリーランスと派遣」の二つの仕事をしながら生活し始めて4年が経ちました。
週3日は派遣社員として、そして週2日はフリーランス、個人事業主として働いています。
「育児もして仕事もして、そんなに忙しいのに大丈夫?」
「育児と仕事の両立だけでも大変なのに、なぜ2つも仕事してるの?」
と聞かれることがありますが、このダブルワーク生活は子育て中の人にもおすすめ。
世間的にはあまりスタンダードな働き方ではないかもしれませんが、二つの仕事を掛け持ちで働くこのスタイルがなぜおすすめなのか説明します。
夫婦ともにこの働き方になるのは勇気がいるかもしれません。でも、もし今仕事をしていない子育て中のママや、転職しようとしている人、仕事を辞めようかと悩んでいる人、「フリーランス×派遣」で働いてみませんか?
子育てしながら、どうやって働こうか、働けるのか?そんな風に考えている人の参考になれば嬉しいです。
Contents
家族との時間を大切にしたい子育て中の働き方
いくら男女平等、イクメンブーム、女性活躍推進、と社会がいっていてもなかなか家庭の中まですぐに変化していくのは難しい。
仕事に理解がある旦那さんだとしても、共働きで、我が家のように両家の実家に距離があって基本的には夫婦で乗り切っていく場合下記のようなことが気になってきます。
- 妊娠出産でのキャリアの中断
- 子どもの急病や園や学校からの呼び出し
- 休日には収まりきらない通常の家事業務
これらのことが解決できてしまう働き方、それが「フリーランス×派遣」。複数の仕事をかけもって働くことで解決されています。
子育て中のダブルワーク「フリーランス×派遣」のメリット
掛け持つ方が大変そうなイメージがあるけれど、実際はダブルワークすることのメリットのほうが大きいと感じています。
「フリーランス×派遣・パート」このスタイルの働き方で得られるメリット、いろいろあるのです。
ダブルワークは妊娠出産に対応しながら柔軟にキャリアを築ける
そもそも計画的妊娠はなかなかできないも。
子どもが欲しくてもなかなか授からない人もたくさんいる昨今、妊娠や出産に適応しながら働ける働き方が、フリーランスであり、派遣です。
これは私自身が一番メリットを感じていることでもあります。長男出産の時には職場復帰のタイミングで突然の解雇にあい、仕事を続けることに絶望的な時期がありました。
でも、フリーランスなら「解雇」ということはありません。まさに手に職、自分次第で仕事を続けることができます。
また、「派遣」でも今では当然のように産休・育休は取得できるし、パートや週3日勤務の派遣でも出産手当金などが受給できます。
現に、私自身、次男出産に際しては産休・育休を取得し仕事へ復帰をしました。
マタハラにおびえなくていいのです!
ただし、派遣会社によってはまだまだ育休産休の取得が当たり前になっていない会社もあるのが現状。
法律では派遣やパートであっても産休・育休が取得できることは決まっているため、大手の派遣会社への登録がこの場合マストです。
私が登録している派遣会社はリクルートスタッフィングです。同じ職場の派遣社員仲間でも、子育て中の人や、育休から復帰した人がいるので、少なくとも
リクルートスタッフィングは妊娠や出産した派遣社員の雇用にも慣れていると思います。
ダブルワークのほうが安定した収入を得られる
ダブルワークした場合、収入の柱が二本になります。
二本になることで何がいいのか!?
極端ですが、どっち仕事をやめても収入がゼロになることがないということです。
例えば家庭のことで問題が発生して週5日働くのが難しくなった場合でも、どちらかの仕事だけでも続けるという選択肢ができます。 そのため、突然収入がゼロになる可能性を防ぐこともできるし、また少なくとも仕事を続けることで問題が解決した時に元の生活に戻りやすくなります。
仕事をするorしない、というゼロか100かという選択でなく、自分の可能な範囲で選択することができ、可能性が広がります。
派遣やフリーランスは子育て中の突発的なことに対応しやすい
子育て中は、急な子どもの熱発や学校や保育園・幼稚園からの呼び出しなど、突発的なことが起きやすいのは当たり前のこと。
そんな時に、正社員フルタイムで働いていると、理解のない職場だと肩身の狭い思いをしたり、なかなか対応できず子どもや家族に申し訳ない思いをしたり… 何も悪いことしていないのに職場にも家族にも罪悪感をもってしまいがち。
でも、フリーランスなら自分次第で仕事を調整しやすいことが多く、また派遣の場合はあくまで派遣なので業務のタスク量を就業先に相談することで調整がしやすいのです。
これは「派遣」を卑下するわけではなく、あくまで「派遣」なので、与えられた業務に対する責任はもちろんありますが、替えがきくのも事実で、いい意味で割り切って、働くことができます。
「自分にしかできない仕事の結果」を目指すのはもちろん大事ですが、誰にも代われない仕事はありません。
子育て中何を大事にするのか、何を優先するのか、腹をくくることでスッキリ働けます。
夫とやりくりしながら育てていく共働き家庭、同じだけずつ休めればもちろんいいけれど、タイミングやお互いの会社の事情によってなかなかうまくいかないことも多いと思います。
我が家のゆるパパの会社は融通が利きやすい方ではあると思うものの、出張もあるし、繁忙期はやはりどうにもなりません。
そんな時に、モヤモヤせずに自分が都合をつけやすい職場にいるだけで、ストレスはぐっと減るのです。
派遣やフリーランスなら子どもの夏休みや参観日にも行きやすい
週5のフルタイム勤務していると、参観日などはあえて休みを取らないと行きづらいものです。
しかし、フリーランスの仕事は自分で調整しやすいのがいいところ。
参観日の日はフリーランスの就業日に充て、その分の仕事は早朝や夜、休日などどこかで調整することができます。 息急き切って焦ったり、肩身の狭い思いをしながら参観日に行かなくてすみます。
また、子どもの夏休みや春休みなどの長期休業も全てを休むことはできなくても対応しやすくなります。
派遣ならば大抵が3ヶ月更新のため、その期間中だけは仕事を短く調整してもらうよう交渉することも可能。
私の職場にも、小学生ママで夏休み期間中は早めの14時半で帰っている派遣の人がいます。 学童や習い事だけではやりくり仕切れない長期休暇。かといって、一人で長時間夕方まで家でお留守番をさせるのも心配。そんな時に、時期に合わせてこういう柔軟な働き方ができるも派遣の魅力。
フリーランスなら、尚更その期間の仕事を調整することも、全ては自分次第でできるのです。
フリーランスで好きな事をしながらも派遣で収入の柱は失わない
”子育て中は、子どものことに時間を取られてなかなか好きなことをできない。”
よく聞く話です。 趣味の時間や、みたいテレビを見る時間も、自分のために使う時間が独身時代、子どもが生まれる前に比べてどんどん減っていきます。
でも、「フリーランス」の仕事の選び方によっては、好きなことが仕事になるのです。
好きなことを仕事にしてしまえばいいのです。
好きなことを仕事にして収入の柱にし、週5日毎日その時間に充てたい!そう思っても、お金の面でなかなか一歩を踏み出せない、そんな人は週1日、週2日から始めればいいだけのこと。
収入は派遣やパートでその分補い、週1日でも自分の好きなことに時間を充てて、イキイキと仕事をすることでどちらの仕事にも好影響。
収入の額だって、フリーランスはやり方次第で正直無限大ですしね。
時短でもなんでも働き続けることがキャリアになる
子育て中はお仕事一旦お休み!
私の友人にも、そういう人がいます。
でも、「子育て中」っていつまでですか?「いったん」ってどれくらい?
幼稚園上がるまで?小学生になるまで?中学に行くまで?二十歳になるまで?
幼稚園上がっても、15時には帰って来るところがほとんど。
小学生になったら、小1の壁!学童に入れるかどうかも就業しているかどうかで決まるので働いてなかったら不利、で結局入れなければ働くのが難しかったり、 子どもが中学生になる頃には、もうブランクが10年を超えるんです。
小学生になるまでだって、ブランク6年。
人材紹介会社に勤めていた頃によく言われていたのは
「ブランク5年あったらどんな華々しい経験もキャリアもゼロだと思え」という言葉。
5年もあけば、マイクロソフトのOfficeソフトだって、2バージョンくらいアップデートしてしまうし、 タイムカードの入力方法だって、サービス業ならレジの打ち方も仕組みも変わります。 PHSからスマホが出現するくらいの進化がおきてしまうのです。
だから、「いったんおやすみ」なんてしてる場合じゃありません。
5年前につけた知識は古くなるし、5年も経てば勘を取り戻すのも仕事復帰のリハビリにも時間がかかるし、体だって鈍ります。
週2日でも3日でもとにかく細く長く働き続けること、
コツコツとキャリアを積み重ねることが、いずれやりたいことにつながったり、収入や昇給につながったりするのではないでしょうか?
働くかどうしようか迷っている人は、まず登録して仕事を探してみることをおすすめします。
探すだけならタダですからね。 まずは内定がでてから考えればいいですから。