現役の教員ではないけれど教職免許は持っている場合、教員免許の更新って必要?
厳密には更新しなくても大丈夫。
だけど、教員を辞めて10年の私だちこ、教員免許を更新しました。
費用も時間もかかった!
現職教員でないし、更新しなくてもいいのに、なぜ免許更新をしたのか、更新にどれくらいの時間と費用がかかったのかを今回のブログでは書こうと思います。

goukaku-suppli.com 写真はだちこの母校です。母校で受けたかったなぁ。
この先教員やるつもりもないけど教員免許持っているという人!
もちろん教員免許資格の失効もしないから、履歴書に書けなくなるということはないのでご安心を。
現職以外で更新しようと考えている人の参考になりますように。
Contents
現役教員ではないけど教職員免許を更新した理由
私は10年前に教員を辞めました。
その頃、2年半ほど京都の小学校で働いていたのです。
辞めた理由はいろいろあるけれど、私自身が「教育」とか「学校」について思うところがいろいろありすぎて、そして自分が未熟すぎたんだと思います。
すごくやり甲斐もあったし、子どもと過ごすことは好きだったし、子どもに音楽を通して伝えることも、いろんな姿を見せてくれることも、すごく面白くて日々新鮮でした。
だけど、辞めた。
教員辞めた理由はまた書こうと思いますが、当時子どもを産んだこともない自分、大学をでてそこそこの世間知らずの若い自分が偉そうに教壇にたっていることへの違和感や、先が見えなくなったのが大きな理由。
教員という仕事に未練がないといえば嘘になるし、もしかしたらこの先数年内に教員をやる可能性があるかもしれない、と思い教員免許更新について調べたら、更新したほうがいいということが分かりました。
教員をやる可能性少しでもあるなら更新該当年に更新すべき
教員免許は「免許状更新講習受講期間及び更新講習修了確認申請期間」があるので、そのタイミングで更新するor更新しない、という選択です。
何度も書きますが、
失効するわけではないので更新しなくても大丈夫。
でも調べたところ、
もし教員をやる可能性が少しでもあるならこの期間で更新したほうがいいのでは?と、思いました。
なぜかといえばこの教員免許更新の制度、よく見てみると、もし「教員をやる」「講師になる!」となったとき、すぐに教職に就くことがかなり難しいシステムになっています。
臨時採用の講師などの場合でも、更新が必要とされますが、更新に時間がかかるためすぐにはもし枠があっても実際働けないのです。
失効ではないけど、事実上あまり使えない資格になってしまう気がします。
だちこは以前会社を突然クビになったことがあります。その時のこともあり、自分ができる仕事の可能性は残しておきたかったし、ゆくゆく教職に戻りたいという気持ちもないわけではなかったので、更新を決意。
ちなみに、私は受講対象者の中の「過去に教員として勤務した経験のある者」として受講しました。
教員免許はあっても過去に教員の経験もなくて、採用予定もなく、講師登録もしていないというような、免許を取得したきりの人は受講対象者にならないので、受講(更新)できないということになると思います。
更新の流れ
まず、教員免許の更新についての詳細は全て文部科学省のHPに書いてあるので更新に関する細かなことはそちらへ〜。
「免許状更新講習受講期間及び更新講習修了確認申請期間」に該当していることを確認したら、大雑把には以下の通りです。
- 講習探しと申し込み
- 大学で受講(30時間以上)
- 成績受け取り
- 都道府県へ申請
これだけを見れば、とにかく受ければいいんでしょ!?という感じがしますが、そう簡単な話でもなく、これが結構な手間と時間がかかり大変。
これ、現役の教員だったとしても、かなり大変だと思います。
文科省のHPには教員免許について下記の通り書かれています。
教員免許更新制の目的
教員免許更新制は、その時々で教員として必要な資質能力が保持されるよう、定期的に最新の知識技能を身に付けることで、教員が自信と誇りを持って教壇に立ち、社会の尊敬と信頼を得ることを目指すものです。
定期的に「その時代に合わせて必要な最新の知識技のを身につけること」が目的だとしたら、企業でもそういったことを目的とした研修ってあります。でも企業の研修と比べたら、考えられないくらい手間がかかる仕組み!
激戦の免許更新講習申し込み
まず最初にすべきはとにかく免許更新講習を申し込むこと!
この免許更新講習の申し込みがかなり激戦&手間がかかるので早めに準備したほうがいいです。
「必修領域」「選択必修領域」「選択領域」でトータル30時間分の申し込みが最低限必要
ですが、この段階で結構苦戦し、心折れそうになりました。
その理由は
- 大学ごとに申し込み方法、期日、入金方法、講習日が違う
- ネットから各大学に申し込む場合もちろんログインIDやパスワードもそれぞれ設定が必要
- 大学によっては申し込みの段階で受講が確定しない(抽選)の大学もある
- 講習に定員がある場合激戦であることが多々有り、有名バンドのライブチケット争奪並み。(実際だちこは、申し込み時につながらなかったり、繋がっても定員オーバーで受講を断念した講座がいくつかありました。)
- 抽選結果の出る時期や他講習の申し込み期日や振り込み期日の調整
などなど。
自分のスケジュールとも合わせながら、数ヶ月先の講習をさがし、申し込み、講習によっては抽選結果を待ち、お金を振り込み…
それを30時間分、私の場合は5教科分申し込みました。
実際先着順の講習ではいくつか申し込み開始時間にネットが繋がらなくなり断念した講習もありました。
文部科学省さん!こういう制度を設けるならもっと受ける側が受けやすい(仕事に支障をきたさない)仕組みで施行させてくださいよ!
現職との違い:過去の勤務実績証明の取り寄せ
申し込み時に現職の教員の人との違いがあります。
それは、過去の実績取り寄せ。
通常現職の教員の人は、勤務している学校の校長に証明を書いてもらう欄が有るのですが、現職以外の人はそれができないためその代わりとなる書類を揃える必要があります。
私の場合、現在は東京在住ですが、教員をしていたのは京都に住んでいた頃なので京都市の教育委員会に電話して取り寄せました。
その時伝えたポイントは下記です。
- 勤務していた期間、勤務校、
- 必要枚数(講習申し込み分必要ですが、抽選で落ちる可能性もあるので予備として2枚プラスで依頼しました)
こういった問い合わせはあまり無いようで、どんなフォーマットで書いたらいいのかなども聞かれました。
数日後無事に発送してもらい、入手することができましたが、1点例外がありました。
私が勤務していた時期、2004年から2006年は書類などアナログな管理からコンピューターによる管理へちょうどシステムの切り替えの時期だったそうで、2004年と2005年の記録を確認するのには時間がかかるとのことでした。
教員免許更新に必要な書類としては経験年数などは関係無いので、わたしの場合はすぐに確認がとれて証明してもらえる2006年の分だけを出してもらいましたが、過去実績を出してもらう場合、都道府県や実績年によってはすぐには証明してもらうことが難しい場合もありそうです。
更新講習を受講
だちこが受講した5教科×6時間 トータル30時間の内訳は以下です。
- 必修:放送大学
- 選択必修:放送大学
- 選択:筑波大学、武蔵野音楽大学(×2)
放送大学【必修】教育の最新事情
放送大学では必修の【必修】教育の最新事情と【選択必修】スクールカウンセリングを受講を受講。インターネットでの申し込みで、試験日の選択には定員があり申し込み受付開始と同時に申し込み、テレビを録画して受講し、最後に30分の筆記試験を受けに行きました。
筆記テストは正直簡単です!一通り講習を受講し、資料に目を通してあれば大丈夫!試験前にプリントアウトした資料が役立ちました。
講習には事例が多く盛り込まれていて勉強になりましたが、事例に関してはほとんどテストには出てこなかったと思います。
放送大学【選択必修】スクールカウンセリングを受講
こちらもインターネットでの申し込みで、試験日の選択には定員があり申し込み受付開始と同時に申し込みました。
テレビで観れると思いきや、この教科はテレビでの放送がなく、音声と資料のみの講習でした。iphoneなどで聞くこともできず、PCで聞きました。
こちらもサイトからダウンロードした資料が役立ちました。
筆記試験は必修のテストより、専門的な内容や講習を視聴して資料を見て勉強していなかったら知らなかったような内容もありましたが、やってあれば合格できると思います。同じく30分のテストです。
この講習は、子育てにも役立つことが結構盛り込まれていて、勉強になりました。
放送大学の授業は今回初めて受けましたが、やる気になればテレビでこれだけの授業が受けれるというのはすごいなと思いました。
でも、正直興味のないことややる気がなかったらかなりきついです。
PCやテレビの前で授業を受けるのと、対人で同じ空間で授業を受けるのとでは、受ける側の集中(PCなどだと、そこに座っている強制力がないためすぐ気が散って他のことをしがち)が違いますね。
筑波大学:【選択】 楽しく学べるやさしい天気予報活用術
なんとなく面白そうだし、スケジュールも合いそうだし、家からも行ける距離圏内だし!という理由で選択したこの講習。結果的にはかなり面白かったです。
天気って生きていく上で誰にでも関係するし、いつもテレビの天気予報をみていてよくわから無いな〜と思っていた天気図やアナウンサーの言っている専門用語がばっちり分かるようになりました。
講義の中では担当の教授だけでなく、雷について有名な雷研究者と言われている日本大電気学会の会長による話の時間もあり、かなり充実した内容。雷で死なないために、日頃から使える知識も学ぶことができました。
テストは、講習の最後に筆記試験で、学んだことや感想などをA4の紙裏表に記載する形式でした。優劣をつけるというより、しっかり受けていたかの確認という印象です。
個人的にはかなり面白くて講義に釘付けの一日でした。
受講生も、理科教員だけでなく様々な教科の先生方が受講していました。
武蔵野音楽大学:【選択】日本伝統音楽の研究 ―箏、三味線の指導法―
三味線と箏を一日で弾くという授業。大学の頃和楽器の授業をとっていて楽しかったので久しぶりにやりたいな、と思って選択しました。
午前中が三味線、午後が箏でおよそ3時間ずつくらいで、一人1棹、1張ずつ楽器を使えるのでたっぷりできるかと思いきや…どちらも難しくて慣れない楽器、必死になっているうちに時間が経ち、終わってしまっていました。
個人的にはどちらか一つの楽器に絞って集中できた方がもう少し濃く、もう少し多少なりとも楽器になれて帰ることができたような気がします。
現役教員の人たちの話では、この講習をうけて学校に戻って和楽器の授業を児童生徒にする、という人が多かったのですが、これだけじゃなかなか厳しいような気がしました。正直私だったら、専門家を授業に呼んで行うというコーディネートにしたいです。でも、先生たちはやってしまうんだろうなぁ。
日本文化の継承や体験を子供達に!という想いには全面的に賛成だけど、浅い知識とにわか仕込みの先生がそれをやることに対しては、違和感。まぁ、やらないよりはましで、現状そうせざるを得ない教育現場の現状があるような気がしますが。
この講習の先生、様々な楽器ができる先生で音楽の知識範囲なども広く(ご本人も仰っていまいしたがオタクです)、少し引いた視点から音楽教育や和楽器、日本文化についての話がちょこちょこ挟まれて、それがとても面白かったです。
テストは最後に講習中に学んだ曲を全員で演奏するという形式でしたが、大人数での合奏という体験は大人になるとほとんどないので新鮮!みんな真剣でした。
また、普段見慣れないタイプの楽譜をみて、なれない楽器を奏でるという、新しいことにチャレンジしたいい機会でした。
子供はいつも「新しいことにチャレンジ」しているのに、大人になるとつい自分ができる慣れた範囲でしか活動しなくなってきていて、挫折という経験から離れてしまってるんですね。
久しぶりに新しいことに集中したらものすごい疲れて、その日がぐったり、ぐっすりでした。
武蔵野音楽大学:【選択】器楽指導法 ―パーカッションアンサンブル―
だちこの専門(?)の授業ということで一番楽しみにしていた講習です。
1日があっという間で、もっと受けたい!と思うくらい楽しかったです。
次から次へと授業でも使える様々な手法の楽譜が配られて、実際に受講生みんなで演奏していきます。そのたびにグループ分けをしたりするのですが、実際の授業でもかなり使えることが盛りだくさんだったと思います。
受講している教員が音楽科以外の人がほとんどでした。
テストは、最後の演奏で先生がみていて評価をするという形式でした。真面目にちゃんと受講して演奏すれば問題なくて、上手下手という評価をしているわけではないようです。
なお、武蔵野音楽大学の講習の申し込みは書類の先着順(?)で、受講可能かどうかの結果は後日郵送で送られてくるという仕組みだったので他の大学にも念のため申し込んでいました。
結果が送られてきてから、再び受講可能な大学探し&申し込み、をするとなると受講できる大学も減る上に、どんどん締め切りに追われてしまうんですよね。
妊娠中の免許更新
今回、妊娠中に免許更新をしました。
仕事に行くのと変わらないので、妊娠していたからといって特別何か困ったことはなかったのですが多少ですが受けれる教科に制限が出た気がします。
「ダメ」とは書いてありませんが、自粛しました。例えば体育系の体を動かすような授業とか。
今回受けた音楽の2科目も体を動かすといえば動かすので、パーカッションアンサンブルのほうは特に一緒に受けていた先生方が、椅子が限られているときは譲ってくれたり、グループで話し合っているときに立って話し合うグループもある中、座るようにしてくださったり、結構気を使って下さりありがたかったです。
「先生」という職業柄でしょうか?妊婦に対する反応が、普段働いている会社や過去に働いてきた会社での周りの人たちの反応よりもとても優しい気がしました。
なお、申し込みの段階で「身体的事情により対応を希望とする場合」など書く欄があったり、備考欄がある場合には、念のため妊娠中であることを記載しました。特に対応を希望したいとは考えてないけれど、もし妊娠中では受講が難しい内容の場合知らせて欲しい、という旨を記載しました。
筑波大学では、希望したわけではありませんが、席を一番前の扉側に指定してくださってありました。場所に余裕があり、扉も近かったので席が決めてもらってあるのは助かりました。
かかった費用
一連の教員免許更新にかかった費用をざっくり書き出してみました。
結構かかった!!という実感です。
受講料
- 放送大学受講料 6000×2+支払い手数料420=12420円
- 筑波大学受講料 6000+支払い手数料(忘れました)=およそ6000円
- 武蔵野音楽大学受講料 6500円×2+振込手数料=およそ13000円
そのほか諸費用
- 証明写真 各講習で申請用と当日用にだいたい2枚ずつ必要 およそ2000円
- 全て受講後、東京都教育委員会への申請料 3300円
- 書留による送料 450円
- 書留返信用切手 450円
そのほかにも交通費なども結構かかりますし、おおよそ見積もっても5万円くらいはかかりました。
証明写真などは最近はアプリなど撮影してコンビニでプリントアウトなど、安く済ませられる方法もあるし、できるだけ家から近いところで受講するなどでも費用は抑えられるかもしれませんね。
放送大学も試験だけは行かなくてはいけないので、放送大学だから費用を抑えられるということでもないです。また、受講料は各大学によって違います。
予備で申し込んだ中には、7000円の講座もあり、調べていたらそれ以上の値段のところもありました。最安値はおおよそ6000円だと思います。
私は家から行ける大学のみだったので宿泊費用などはかかっていませんが、一緒に受講していた先生方の中には、スケジュールがあうところがなかなかなくて遠方からわざわざ(青森とか東北、四国の先生もいてびっくり)受けに来ている人もいたので、その方たちだと交通費や宿泊費など考えても10万円以上かかってるだろうと思います。
これから更新を考えている方は、以上の費用についても余裕をもって準備しておく必要があります。
現職以外で更新を迷っている人へ

武蔵野音大の学食。
教員免許更新は、想像以上にパワーが必要でした。
お金も、時間も、体力も。だから全然教員をやるつもりもない、という人には更新することはお勧めできません。
でも、「教壇につこう」と思ったとき、すぐ仕事がしたいときに活かせる資格にしておくためには更新して良かったと思います。
また、久しぶりに大学という場所で授業を受けれたのはすごく新鮮でした。
大人になってから学ぶってこんなにも楽しいものなのか!!!と、大学生のときに授業を受けていたよりも、はるかに集中して楽しんで勉強することができたと思います。
日本では少ないですが、海外のように、何歳になっても大学に行けるという感覚で生涯学びたいものです。お金と、時間に余裕が必要ですが、子育てちょっと落ち着いたらまた大学に行こうかななんて思いました。
学ぶことの楽しさを再認識できたこと、学ことが自分は好きだと再認識できただけでも収穫は大きかったです。
まだまだ先の話ですが、以前から『子供に「勉強しなさい」と言わない親になりたい、その代わり自分自身が勉強し続けている、一緒に勉強できる親になりたい』と思っていたことの糧になった気がします。
それに、高校の頃憧れていた音楽大学!わけ合って受験もできませんでしたが、そこで授業を受けれたのは、なんだか長年引っかかっていた夢がかなったような感じがしました。憧れていた華やかなイメージほどのものじゃなかったけれど、すごく濃くてやっぱり身を置いてみたい場所でした。
教員って・・・(余談)
今回、授業を受けていて和楽器の講義の先生もおっしゃっていましたが「先生方は知ったかぶりが上手」ということをとっても実感してしまったことがありました。
パーカッションの授業のとき、私の専門とする楽器でちょっと変わった奏法があるのですが、楽器で演奏するアイディアを出し合っていたときにそれをした瞬間一緒に受けていた教員の人に「そんなことしちゃダメです!楽器壊れます」といきなり一喝されました。
その奏法はプロの演奏家でもやる方法だし、楽譜にそう指示されているものもあるもので、いわばちょっとマニアックだけど間違っていない奏法。
「先生」という職業柄、子供の前では自分がどんなに専門家でなくても、よく知らないことも、知っているように話してしまう人が多いような気がします。
こういう体験、今回だけではなく働いていたときなどにも感じたことでした。
残念なことだと思っています。
よく知らないことは「よく知らない」、と子供に言える先生でありたい。
そうできない教育現場の現状もあるのだと思うのですが。
私自身は、特に小学校で1人の先生がほとんどの教科を教えるシステムはおかしいと思っています。誰しも人間だから得手不得手はあるのは仕方ない。
でも、不得手な教科を教えなきゃいけない先生も、その先生に教わる児童も不運でかたずけられてしまうのは如何なものかと思っています。
教科ごと専門家、プロ、得意な先生が担当すべき。
昔の、文字を知っている人も学ぶな所が少なかった江戸や明治時代の寺子屋などの先生とはもう時代が違うのです。
数学嫌いの先生に教わったら数学よくわからなくて嫌いになっちゃう…その分塾で補填する、なんてなんだか日本の教育は変だなぁと思う今日この頃です。
この免許更新も、先生たちにとってどれだけ意味があるのかなぁ・・・なんて。