来年4月1年生になる長男ゆるちゃん。いよいよランドセルを選ぶ時期がやってきました!まさにラン活シーズン到来。我が家は9社を比較して大峡製鞄に決定しました。今回は9社の比較とランドセル決定に至るまでをブログに書きます。
1年中ランドセルは売ってるし、別に焦って予約したり買う必要もないのですが、「どうしよう・・・」と、そわそわしながら過ごすのが嫌だったので、我が家はサクッと!でも慎重に!選んで大峡製鞄のオオバランドセルに決定。なぜ大峡ランドセルを選んだのかもお伝えします。
Contents
ランドセル選び比較検討したメーカー・ブランド
我が家が検討したブランドやメーカーは以下の通り。
- 大峡製鞄
- 池田屋
- 中村屋
- 神田屋
- 土屋鞄
- 山本工房
- ニトリ
これらの6つを主に考えました。
そのほかデパートのランドセルカタログを取り寄せたり、ネットで有名な
- フィットちゃんランドセル
- 天使の羽
こちらももちろん検討!で、結果、大峡製を選びました。
なぜ?と聞かれれば。若干勢いと、勘!みたいなところが5割ですが、残り5割は、他といろいろと比較したり、実際背負わせたり物を見て決定しました。
我が家のランドセル選びの基準と考え方
まず、何を選ぶにしても、どんな基準で選ぶのか、優先順位はなんなのか、これ大事。
ただ闇雲に口コミを調べたりただただ探しても、それって底なし沼、蟻地獄状態です。
まず我々親としてランドセルに期待することとは!?を考えました。
ランドセルを背負って毎日学校へ通うゆるちゃんを想像し・・・
- 体に負担がないこと
- 丈夫であること
- 本人が学校へ行くのがわくわくできるような・・・長く愛用できること
そんなことを考えました。例えば、雨に降られて一生懸命濡れて帰ってきたときに、「よく頑張って帰ってきたね」といってタオルで本人を一番最初に拭いてあげたい、濡れたランドセルを見てがっかりしたくない、と思いました。ランドセル背負って走って、ガチャガチャしても丈夫に使えるものであってほしい。
そこからわかったランドセルに求めることとは!?
- 軽い
- 雨に強くて丈夫で手入れが簡単
- デザインが気にいる
以上!これを元にいろいろと取捨選択していきました。
素材選択
ランドセルに何を求めるかが決まると、必然的に素材が決まります。どのブランドやメーカーでも共通しているのは素材がほぼ3種類。
- コードバン(馬)
- 牛革
- 人工皮革(クラリーノなど)
我々夫婦がランドセルに求めることを考えると、間違いなく我が家のゆるちゃんは人工皮革がベストチョイスとなります。
「あーでも、牛革のほうが高級そうだしな〜」とか、
「コードバンって、高いだけのことはあってやっぱり質感もいいし、品質いいんじゃないのかなぁ」なんて、心が少し揺れましたが、
いやいやちょっと待てよ!ランドセルに何を求めているんだっけ!?
という原点に立ち返りました。
どんな基準で選ぶのか、何を大切にしたいのかを想像しながら決めておくと、いざ迷ったときにも決められると思います。
各メーカー・ブランドたいして変わらないと思う点
基準は決めたものの、各ランドセルを比較していくと、たいして変わらないなーと思う点がいくつかありました。
- 丈夫さ
- 大きさ
- 保証
- 安全性
この3つは正直たいして変わらないか、比べようがないという点だと思います。だから3点はあまり比較しませんでした。
丈夫さはたいして変わらない?
例えば丈夫さ。
ある程度のランドセルなら昨今のランドセルは昔のように潰れたりすることもほとんどなくなっているようで、丈夫に作られているそうです。また、本人の扱い次第というところに起因する部分が大きいため、壊れたとかの口コミもあまり頼りにならないなぁと思うのです。
ランドセル工業会(後述)に入っている会社のものであれば、6年間の使用に耐えうる商品であることも確か。
工夫された芯が入っていた、設計など各社いろんな方法で丈夫さを実現させています。
大きさもほぼおなじ?
また、大きさもほとんどがA4フラットファイルが入るようになってきています。使用頻度も高いようなので、A4フラットファイルが入らないランドセルはいくらデザインがよくても、除外しました。
なので、重さも素材が一緒なら大抵一緒。
牛革だと多少違いますが、人工皮革はだいたい1100g前後です。
保証ってだいたい同じ?
保証もほとんど、6年間無料修理が昨今のスタンダードのようです。(あくまで故意でない場合というのがほとんど)
あと、ブランドによっては、パーツの交換は有料だったり、無料だったり違いはありますが基本的に修理してもらえないから買い換えなきゃいけない、ということはほぼなく、パーツに関してもそこまで高額ではないそうです。
こちらも、ランドセル工業会の認定証がついていれば、6年間修理対応を行なっています。
ただ、修理にかかる期間については各社様々。実際店舗で質問したところ、
- 修理内容によるがほとんどが週末だけで修理してくれる(中2日くらい)
- 1週間くらいかかるが修理期間中代わりのランドセルを貸してくれる(代車のような感じ)
- パーツ交換などだけなら店舗ですぐに対応可能
などでした。でも、どこもアフターケアはしっかりしていて、万が一の時そこまで困ることはなさそうだと思いました。
安全性も一緒?
ランドセルの安全性というと、バックルベルト部分の金具や、サイドのフックが安全性に大きく関わる部分かと思いますが、こちらも各社工夫されています。
まずバックルベルトの尖った金属はほとんど丸みをおびて、体に当たらないようになっているし、サイドのフックは車道側になるサイドにはフックがないのが基本で(オプションでつけれるブランドもあります)、車や自転車に万が一引っかかっときなどのために一定以上の力がかかると外れる仕組みになっています。
カバンかけの部分も、金具が危ないからとナイロンループや革になっているメーカーもありますが、逆に持ち手が持ちやすいために人に後ろから引っ張られて危ない、という意見もあります。
反射板については、賛否両論です。最初からついている反射板は経年劣化で光らなくなるということがあったり、その点シール式の方が良いという意見もあったりするので、それぞれの価値観になるのかなと思います。
こちらもほとんど同じ仕様だと思います。
各社それぞれの考えに基づき安全に子供たちに使えるように!作られているので甲乙つけがたいです。
ランドセルメーカーを取捨選択・比較
- 大峡製鞄
- 池田屋
- 中村鞄
- 神田屋
- 土屋鞄
- 鞄工房山本
- ニトリ
- フィットちゃんランドセル
- 天使の羽
検討した以上の9つのメーカーをそれぞれ見て決めました。それぞれについて考えたポイントを書きます。
ただし、これは我が家の基準において取捨選択し、それを選ばなかった理由なので、それぞれのお子さんやおうちの考え方や基準でメリットにもデメリットにもなると思います。
その中で1点、ランドセル工業会であるかどうか気もにしました。ランドセル工業会に所属している会社だと、一定の基準を満たしたランドセルを販売しているということがわかります。
所属企業のランドセルしかつけられない認定証がついているランドセルなら保証も安心。また、所属するということはそれだけその企業のとってランドセルという商品を大切に考えているという意思表示でもあり、ある意味、一定以上の品質が保証されていることを意味していると思います。
万が一企業が潰れてしまっても認定証がついていれば保証がききます。
ランドセル工業会が定めるランドセル規格
1.すべての縫製が日本国内で行われ6年間の使用に耐え得るもの。
2.日本鞄協会発行の「信頼のマーク」を縫着したもの。
3.素材は皮革又は人工皮革とする。
4.形状はかぶせ部が本体を覆う長さで縦型であるもの。
5.サイズは大マチ部分の内寸の縦(最高部)が31cm前後、幅が23cm前後であること。
認定証の付いたランドセルの修理について
当認定証の付いたランドセルは6年間の修理対応を行っています。
池田屋ランドセル
池田屋は東海地方でとても人気のようです。静岡出身の友人曰く、クラスのほとんどの子のランドセルが池田屋!池田屋以外でランドセル買うって信じられん!というくらい、東海地方ではメジャーなランドセルメーカーとのこと。
ゆるパパが静岡に行った際に、店舗も、見にいきました。
東京にも店舗があるので修理などの相談も安心です!
私が思う池田屋の大きな特徴は、人工皮革が2種類、そしてランドセルをかける部分がナイロンループ、ロック部分が一つ穴という3点。
人工皮革がベルバイオという光沢がある牛革の質感に近いものと、マットな質感やつや消しのクラリーノの大きくは2種類あります。人工皮革に決めていた我が家としては魅力的でした。
また、首の後ろの部分の鞄をかける部分がナイロンループというのも他と違う点です。これ、扱いやすさや子供への安全性を考えるといいなぁと思う反面、毎日壁などにかけて使用すると考えると一番この部分が消耗するのではないかなと思いました。
もちろん、交換もしてもらえるのですができれば6年間修理なしでいきたい、と思ったのでこの部分がちょっと気になりました。
なお、池田屋の一番すごいところは、万が一壊しても壊されても、それが故意であったとしても無料で修理してくれるという点。ある意味とても手厚いサポートです!
また、カタログと一緒に送られてきたDVDも結構印象に残って、ゆるちゃん的には、「池田屋さん」っとすぐ覚えていました。
中村鞄のランドセル
中村鞄は土屋鞄に一番似ているんじゃないかと個人的には思っています。
似ているけれど、お値段が若干リーズナブル。
ただ、中村鞄は商戦がめちゃくちゃ早いのです!展示会が中止になることもあるくらい、早く売り切れます。だから、あまり他と比較できません。
また、中村鞄は背カンが動きます。(土屋鞄も動きます)
背カンが動く良さは、背負いやすいということ。
ただ、その反面背負っている最中ももちろん動くので、走ったりするとランドセルがよく揺れるということになります。
我が家が購入した大峡ランドセルは背カンが動きません。背負いにくい代わりに、背負った後の安定感があります。長距離の子なんかは背カンが動かない方がいいかもしれませんし、小柄な子などは動く方が良いかもしれません。