家族で海外旅行に行ってきました。もちろん我が家の最強食物アレルギーっ子1歳児のまるちゃんも一緒です。卵、小麦、乳アレルギー持ちで、アレルギーの度合いとしても、痒くなる程度だけではなく、アナフィラキシーショックを起こしたこともあるので、旅行を考えた際にまず不安に思ったことは食事のこと。
アレルギーっ子との海外旅行準備と対策、また実際に旅行に行ってみてわかったことをご紹介します。
今回の行き先はマレーシアのコタキナバル!1週間の滞在を満喫してきました。旅行記もぜひ読んでくださいね。
Contents
食物アレルギーっ子のために持っていったもの
食物アレルギーっ子まるちゃんのために持っていたものを挙げます。
これだけ持って行って、困ることはありませんでした。
■食べ物
万が一食べれるものがなかった場合でも部屋でたべれるように、そしてレストランでもご飯さえあれば食べれるように、いろいろと準備して行きました。
これらは、アレルギーじゃなくてももしも海外でお腹をこわしたり体調を崩してしまった場合でも、おかゆにしたりできるので重宝するのでおすすめです。
・ふりかけ(ジップ式になっているもの)
・レトルトカレー(アレルギー17品目不使用のアンパンマンカレーとハヤシライス)
・レトルト味噌汁
ちなみに、レトルトご飯は、お湯と鍋もしくはレンジがないと作れないじゃん!?と思っている人が多いかと思うのですが、湯沸かし器と、氷をいれるアイスペールがあれば大丈夫!これなら大抵のホテルの部屋にありますよね。
ちなみに、もっていったこれらの食品はほぼ全部食べて帰ってきました!
■薬
抗アレルギー薬以外は、アレルギーのまるちゃんだけでなく、5歳の兄ゆるちゃん用にも持って行きました。
・解熱剤
・整腸剤
・プロペト
・抗アレルギー薬
持っていけば良かったもの
・万能ナイフ
正直これくらいです。これも、あったら便利だったなぁという程度。
フルーツの皮を剥いたりするときに、ホテルでいちいちナイフを借りたりするのが面倒だったり、あってもきれなかったりだったので。
持って行く際は預入荷物に入れるのをお忘れなく!
飛行機内では
1歳児のためまだ機内食はでません。行きの飛行機は、空港の保安検査&出国審査後の免税エリアでおにぎりを購入して機内で食べさせました。また、おやつも少し持参。
帰りは深夜便だったのでほとんど寝ていて必要ありませんでした。ドリンクだけ少し飲んだ程度でした。
飛行機に乗っている時間によるかもしれませんが、今回7時間のフライトはこんな感じで乗り切れました。10時間を超えるようなフライトだと、瓶詰めの何かを持ち込むなどの必要があるかもしれません。

フライト時間7時間。意外とあっという間!
現地で気をつけたこと
・アレルギーの度合いも伝える
・まず自分が味見する
言葉が違う分、念入りに確認しました。
例えばレストランでも、
「息子が食べ物アレルギーがある。卵と小麦とミルクが入っていないものを教えてください。」
と言ったあと(もちろん英語ですよ)
「ソイミルクやライスミルクは大丈夫。ライスヌードルも大丈夫だけどグルテンフリーのものがいい!調理にバターが使われているのはだめで、オイルは大丈夫」と、具体的に挙げたり、
「食べると吐いたり、腫れたり、苦しくなる。痒くなるだけじゃないので」
「卵を使用したフライパンで焼かないでほしい」
とも。
というのも、最初にホテルのレストランでこれくらい詳しく聞かれたのです。やっぱり詳しく具体的に伝えないと、こちらの真剣度合いも伝わらないですし、(命に関係なくてもこういうオーダーをする人はいるので)市街地のレストランでもそれくらい伝えるようにしました。
嫌な顔されるかな?と思ったりもしましたが、全然そんなことなく、どこでも真剣に聞いてくれて、いろんなメニューを提案してくれたり、いい思い出しかありません。
英語が苦手な人や、心配な人は、紙に書いて持ち歩き、それを見せるのがいいと思います。
マレーシアのコタキナバルは英語がかなり通じました。grabタクシーだと通じないこともありましたが、お店はほとんど通じます。
英語圏ではないからか、みんなわたしのテキトーな英語も理解しようとしてくれるし、お互いゆっくり話すのでちゃんと通じ合いました。
マレーシアの人、みんないいひとばっかりだったなー。
そして、まるちゃんに食べさせる前に一応私が味見。(ただ食べたいだけ!?)
“もしかしてこれバター使ってる?”と、気づいたことがありました。
自分の味覚もおかげで研ぎ澄まされてきているのかも。
確認大事。
ホテルでの食事

シャングリラタンジュンアルの朝食ビュッフェは毎日メニューも違って豊富でした
朝食と、夕方に軽食がついているホテルだったので、ラウンジでほぼ毎日食事しました。
ホテルでは、初日に相談したら、朝ごはんの時はグルテンフリーパンケーキを焼いてくれたり、ホテル内のビュッフェレストランでは魚を焼いてくれたり、ライスヌードルで焼きそばを作ってくれたり、フォーを作ってくれたり。
困ることはありませんでした。いいホテルを選んで良かった!
ホテル選びは重要だと思います!
ホスピタリティに感動です。
ローカルレストランでの食事
マレーシアはシンガポール料理や、インド料理、イタリアン料理、そして日本料理ももちろんありました。
現地で1件でも食べれるレストランを、見つけておくと安心だし、旅が一層楽しいものになります!
今回のマレーシア旅行では「何海チキンライス」が滞在中3回食べにいくほどはまった美味しさ!
しかもアレルギー食材入ってないし、子供にも食べやすい美味しさで、お手頃価格!
おすすめです!持ち帰りもできます。お店の人にアレルギー食材についても、確認したらどれも使ってない、とのことでした。
夜はやってないのでご注意を!
尚、実際行かれる際は念のため現地でお店の人に改めてアレルギー食材についてはご確認ください。
WIYA NASI AYAM DAN KEDAI KOPI
住所:4 Block F, Segama Complex, Kota Kinabalu
現地で調達したもの・スーパーで買い出したもの
・バナナ
帰国して探してみたらアマゾンでもかえました!
グリョン(Gullon)グルテンフリークッキー をアマゾンでチェックする!
世界中どこにでも食物アレルギーの人はいるはず。
だから困ったら現地で買えばいい!そう思ってましたが、まさにその通りでした。
このクッキーはコタキナバルのショッピングモールIMAGOの中にあったスーパー(日本の成城石井みたいなちょっとセレブスーパー?)で見つけましたが、ほかのもっとローカルなスーパーでもグルテンフリーのものがありました。
もしかしたら日本よりもグルテンフリーを意識している人が多いのかも?しかもリーズナブル!
グルテンフリーで、卵使用しているクッキーもあったので確認が必要ですが、絵の表示もありとてもわかりやすいです。
まとめ
今回マレーシアのコタキナバルはとても旅行のしやすい場所で、ホテルもよかったので特に困ることなく、楽しい時間を過ごすことができました。
一つ、帰ってきてから気付いたことがあります!
旅行保険に入り忘れていました。
準備万端と思っていたけれど、油断大敵ですね。皆さんは忘れずに保険入ってからお出かけください。
アレルギーっ子との旅行は、アレルギーがあるのでちょっと大変なことはありますが、
おかげで現地の人、お店の人、ホテルの人ともたくさんコミュニケーションできたし、人の温かさも感じれたし、メニューにない美味しい料理も食べれたし、いいこともたくさんありました。
以上、食物アレルギーっ子との海外旅行は
- ホテル選びは慎重に
- 数食分のご飯とおやつがあると安心
- 薬は忘れずに
- 臆せずコミュニケーションすることが大事
- 念のための旅行保険は忘れずに!