今年の夏は猛暑!?暑い夏、熱中症予防はよく言われてるのに、乳腺炎予防ってあまり聞かないですよね。でも、授乳中のママはこの時期、乳腺炎に注意です!だちこも、ひどい乳腺炎になったのはこの梅雨明け間近の急に暑くなってきた日でした。
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なぜ暑いと乳腺炎になりやすいの?
これは、何人かの助産師さんの言葉と、自分の体験からも実感してるのですが、
暑い→汗をかく→水分不足→体力も奪われる→赤ちゃんも水分を欲していつも以上におっぱいを飲む
このサイクルによっておっぱいを作るママの身体への負担がいつも以上にかかっているのです。
あなたのおっぱいはサラサラおっぱい?濃厚おっぱい?
「サラサラおっぱいは美味しいから赤ちゃんも良く飲む!」というのは助産師さんに出産後何度も言われた言葉なのですが、サラサラおっぱいって何かというと、透明に近い白色で、ぴゅ〜って飛んじゃうようなさらりとした乳汁のこと。
逆に濃厚おっぱいとは、濃い白色、オフホワイトのような少し黄色に近い白だったり、ねっとりしているような感じや、べっとりした感じのおっぱい。この後者の濃厚おっぱいになると乳腺が詰まりやすくなり、乳腺炎にもなりやすいので、さらさらおっぱいがキープできるといい感じ!
あなたのおっぱいはサラサラ?脳?どっちでしょうかー日頃からチェックしてみてくださいね。
濃厚おっぱいをサラサラに
なんとなくでも、おっぱいつまり気味だなぁ、濃くなってるなーと感じたらすかさず対処して未然に乳腺炎を防ぎましょ!
日頃からできる乳腺炎対策は以前書いた乳腺炎にならないために日頃からできることも参考にしてみてくださいね。
いつもの食事、身体のケアを見直すのはもちろん、ハーブティーやマッサージでおっぱいをサラサラに戻しましょう。私もあやしいなぁ〜と察知したら、AOMAのミルクスルーハーブティーをすかさず飲んでます。まさにおっぱいの救世主。何度となく危機一髪のところを助けられてる気がします。
おっぱいがカチカチになってしまったら
でもいざおっぱいパンパン!カチカチ!石みたいになってしまったら・・・・
とにかく
体を休める
とにかくゆっくり休んで無理をしないこと!
乳腺炎は体からの疲労の信号みたいなものです。
赤ちゃんにおっぱいを頑張って飲んでもらう
飲んでもらうなり、マッサージで絞ってもらうなり、とにかく出さなきゃ治らないのが乳腺炎。最悪中で固まってチーズ状になると、切開して管を入れて出す、ガーゼで吸い出す、と聞きます。
(友人で実際やった人がいて、出産の何倍も辛かった!と・・・・)飲んでもらうのは痛いかもしれないけど、頑張って吸ってもらいましょう。
水分をたくさん取る
発熱すると汗をかき、おっぱい吸われて水分放出、体内の水分がどんどん代謝される状態です。だからハーブティでもお水でもたくさん飲んで脱水症状にならないように。
そして、サラサラおっぱいをめざしましょう。ただ、ジュースなど甘いものやカフェインはおっぱいを濃厚にしてしまったり赤ちゃんにも届くものなので控えめに。
代謝を上げてから熱を下げる薬
私の場合、葛根湯で体を温め代謝をあげて体内の循環をUP。(葛根湯は熱を上げるとも聞きます)その後、どうしても熱が高熱だったり辛かったら熱冷まし、解熱剤。お医者さんによっては抗生剤などを処方される場合も。安心してお薬を飲むためにも授乳中のお薬はお医者さんに相談してくださいね。
カチカチを和らげる対策を
おっぱいカチカチ!5度の乳腺炎経験から行き着いた身体に優しい対策と二度と痛い目にあわないためのアイテム5選で5つのアイテムを紹介しています。
この五つは授乳中ママなら常備しておくと安心。キュウレイコンやキャベツ、ひまし油でカチカチを少しずつでも和らげたり、肩こりを解消しカチカチのおっぱいだけでなく、かたくなった体をほぐしていきましょう。
もしも乳首が切れていたら傷口のケアを
おっぱいが固くなると赤ちゃんもうまく飲めずに噛んでしまうこともしばしば。だちこも何度も血まみれの目も当てられないような傷だらけになりました。そんな時はラノリンやランシノー
などで傷口ケアを!ひまし油(マッサージオイル)は万能オイルとも言われていて乳首などの傷にも使えるようです。
授乳中なら子どもの月齢は関係無いのが乳腺炎
授乳中なら新生児期であっても、首の据わった3ヶ月であっても、はいはい始まる8ヶ月であっても、離乳食も終わりそうな1歳過ぎていても、そして2歳であろうが3歳であろうが、1日1回でも授乳しているなら乳腺炎になる可能性はあり。順調なおっぱいライフを送っている人も、汗をかくこの時期は特に油断せず、無事に乗り越えられますように。
今痛い思いをしている人へ
乳腺炎って、本当にしんどいです。自分の体は痛いし、赤ちゃんはあんまり飲んでくれなかったり、ママの体の調子とは関係なく、赤ちゃんはおしっこもうんちもするし、泣くし、お腹もすくし・・・おっぱいがかたくなっていてうまく吸えなかったり、噛んで乳首に歯型ができてしまったり、切れて血が出てきてしまうことも・・・・。
泣きなくなります。でもきっとそれはちょっと無理して頑張ってきた証かもしれないと思います。自分が弱っている時だからこそ、周りの頼れる人、誰でもいいです、旦那さんでも、兄弟でも、両親でも、友人でも、近所の人でも、息子くんや娘さんでもいいから弱音を吐いてでも上手に頼って、甘えて、まずはママの体に元気を取り戻しましょう。
家事2、3日さぼったって、旦那さんが2、3日コンビニ弁当だったとして、部屋が掃除できなくて、洗濯もが貯まったからといって、オムツを取り替えるのが20分遅れたからといって、大したことじゃない。それより、頑張ってどんどん悪化してくことの方が大変!
きっとこの先の育児、一人ではどうにもならないことにたくさん出会うんだと思います。おっぱいは自分の体の一部だけど、体をいたわることに専念!それ以外は一人で乗り越えなくてもいいんだと思いますよ〜いろんな人の力を借りる練習のつもりで甘えられますように。早く良くなりますように。