独身の頃は車好きだった夫も、結婚を機にマンションを購入したことで駐車場問題や、自宅が駅にも近くなり車を使う頻度も減り、維持するにはコストもかかるし….と、車検のタイミングで車を手放しました。結婚後の大きな断捨離です(笑)
しかし、やっぱり『車があったらなぁ〜』と思うことがちょこちょこあるんですよね。
車を手放してすぐ、近所にカレコ(CARECO)のカーシェアリングがあることを知ったのがきっかけで、とりあえず始めてみました。これが結構便利。
Contents
マンション暮らしで子育て中の我が家が車が欲しいなぁと思う時とは
- 車で行くほうが近い、早いとき。
→車で行ったら30分なのに電車だと1時間!ベビーカー押したり、抱っこしたりしていくより車で行く方が断然楽!そんな時カレコで気軽にお出かけ。 - 日帰りでアウトレット!IKEA!コストコ!などショッピング
→お買い物の帰りは荷物が増える増える・・・・やっぱり車で家の横まで来れたらお買い物ももっと気が楽! - 日帰り温泉、バーベキューなど荷物が多いレジャー
→日帰り温泉ってなぜか車で行くようなところにあるし、バーベキューなど食材や機材が必要なレジャーはやっぱり車で行けたら楽ですよね。 - 子どもの急な発熱やケガなど夜間病院に連れて行くとき。
→夜中タクシーつかまえるのって大変。救急車呼ぶほどじゃないけど、ぐったりした子どもを病院連れて行きたいときは車で行けると安心。24時間昼夜を問わずにいざという時も、すぐに予約して使えます。 - 旅先でレンタカーを借りようかな?という時。
→例えば東京から大阪までは新幹線で行くけど、旅先では車が使いたいとき。使い慣れたカーシェアを手軽に使えたら行きの新幹線の中から予約して利用することだって可能。
車でのお出かけは好きだけど、車を所有するのはちょっと大変、と思っていた私たち。こんな時にサクッと乗れるカーシェアはとっても便利。
もちろんレンタカーという手段もあるのですが、
カーシェアとレンタカーはちょっと違います。我が家が使っているカレコの場合をご紹介します。
カーシェアリングのカレコ(CARECO)の料金は?
会員制のカーシェアリング。カレコの場合でご紹介します。
- カレコ公式サイト:三井のカーシェア【カレコ・カーシェアリングクラブ】
費用
入会金1500円(個人。初回のみ)+980円の月会費+時間料金と距離料金(6時間以内は距離料金0円)の使った分だけ。
月会費がそのまま利用分に充当されるため、実質無料使用分が毎月付いている感じの、ケータイ料金と似たようなシステム。また家族会員制度もあり、3名まで無料で登録できるので、パパの登録でママも運転者として登録して料金はまとめて支払いが可能。
月980円会費で共同で車を利用する権利を持てるという感じ。
会員同士で車をシェアして使う感覚で、24時間365日スマホで予約してすぐにカレコが駐車されている駐車場から簡単に利用できるシステム。
車の洗車や掃除もお任せで、もちろん中をきれいに使うのは当たり前で簡単な清掃キットも車内に搭載されているので利用終了時にお掃除して返却しますが、外観の洗車はお任せ。個人的な印象としてはこれまで5年利用していて、汚かったことはそんなになく、いつも綺麗な印象。1度だけ前に使った方のゴミがそのままのことがありましたが、それでも5年使ってて1度だけ。いつもきれいなので、自分もきれいにして返却しておこう、という感覚になる・・・・好循環。マナーがいい人が利用しているのかも?という気さえします。
カーシェアリングの保険について
彼子は24時間対応の安心サポートダイヤルがあるのはもちろん、いざという時は下記のようになっているそうです。
安心の保険・補償制度
突然の故障、事故などのトラブルにあっても安心の保険・補償制度をご用意しております。
対人 1名限度額 無制限 対物 1事故限度額 無制限(免責0万円) 車両 1事故限度額 時価額(免責0万円) 人身傷害 1名につき上限6000万円(無保険車障害2億円) お客様のご利用状況によっては適用できない場合があります。詳しくはご利用の手引きをご覧ください
ノン・オペレーション・チャージ(NOC、営業補償)について利用中に事故を起こし、車両に損害を与えた場合には、損害の程度や修理期間にかかわらず、営業補償の一部として以下の補償金を頂戴します。
<返却予定の車両ステーションに自走にて返却した場合>・・・20,000円<返却予定の車両ステーションに自走にて返却できなかった場合>・・・50,000円※上記に加え、車両の移動に伴うレッカー代等の実費はお客様のご負担となります。
引用:https://www.careco.jp
他者と比較:カーシェアリング大手のタイムズカーの場合
補償制度について
- 対人補償(他人を死亡させたり、けがをさせたりした場合の補償)/1名につき 無制限 (自賠責補償 3千万円を含む)
- 対物補償(他人の物や車に損害を与えた場合の補償)/1事故につき 無制限 (対物免責額 0円)
- 車両補償(タイムズカープラスの車両に損害があった場合の補償)/1事故につき 時価額 (車両免責額 0円)
- 人身傷害補償/(ご自身や同乗者が死傷した場合の補償)1名につき 無制限搭乗者の自動車事故によるケガ(死亡・後遺障害を含みます)につき、運転者の過失割合に関わらず、損害額を補償します。(限度額無制限:損害額認定は保険約款に基づき保険会社が実施いたします)※搭乗者補償は付保されておりません。
保険が適用できない場合も多々あります。
NOC(ノンオペレーションチャージ)ならびにペナルティ料金について
タイムズカープラス車両をご利用中に事故や会員様の過失等により、車両に損傷を与えた場合には、損害の程度や修理期間にかかわらず、営業補償の一部として以下の補償金額を申し受けます。また、保険適用を受けない車両の損害につきましては休業損害と修理に掛かる実費を申し受けます。
NOCは非課税となります。
項目 内容 申受金額 事故時 自走可能の場合 NOC(2万円) 自走不能の場合 NOC(5万円) 忘れ物 当社が忘れ物を回収する場合 実費+NOC(2万円) 汚損 煙草の臭いの除去 実費+NOC(2万円) ペットの毛や臭いの除去 嘔吐された場合の清掃ならびに臭いの除去 ごみの回収 紛失 パスカード 実費 キー(車両) 実費+NOC(2万円) キー(キーボックス) ガソリンカード 実費 ガソリンキャップ アンテナ その他 乗り捨て 故意に乗り捨てたものおよび返却場所間違い 実費(保管料+移動費)+NOC(2万円)+車両を当社で定位置まで戻した時間までの延長料金 降雪で車両を戻せない場合の移動費 25,000円 バッテリーあがり ご利用中に発生した場合 実費 混油 油種を間違えて給油された場合 実費+NOC(2万円) 車両内破損 スイッチ類など 実費+NOC(2万円) 破損 タイヤ 実費 引用:http://plus.timescar.jp/
忘れ物をしても2万円かかる、というのはなかなか厳しいような気がします。おおまかな補償内容は同じですが、タイムズは状況に合わせて細かく決められているようです。
レンタカーとシェアカーの違い
レンタカーとシェアカーは似ているようで大きく違う
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予約の手軽さ
→車種を選んだり、複雑な料金を考えずに済む。ネットで予約すると後日連絡が来て予約確定、といった煩雑な流れもなくその場で車の空き状況がわかり、すぐに利用開始可能。ちなみに、予約開始時間の10分前から利用可能なので、ナビのセットや荷物を運び入れたりなどできるのです。
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家を出てから車に乗車するまでの時間と手間
→レンタカーは店舗に行って、傷の確認をして、保険の説明を受けて・・・という一連の流れを何度予約しても毎週予約しても同じことの繰り返しを必ずします。混んでいるときは予約開始時刻になっても車に乗れず順番待ち、なんてこととも。カーシェアリングは傷の確認や保険についての理解は当たり前のこととして、各自でしっかりとやるシステム。レンタカー屋さんにについて車に乗るまで20分も30分もかかるなんてこととは無縁。
- 駐車場に行って、アプリを立ち上げて、ボタンをクリックして、すぐ乗車。
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チャイルドシートとジュニアシート
→カーシェアリングではチャイルドシート搭載車はまだまだ少ないのが現状。レンタカーでは有料で借りれるところが多いですよね。カレコでは一部チャイルドシート搭載車も最近は増えているようです。またジュニアシートは全車搭載されています!
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ガソリン満タン返し不要
→レンタカーでの楽しいドライブの最後、この「満タン返し」に苦戦した人も多いのでは?返す頃にはガソリンスタンドが閉まっていたり、返却時間ギリギリだったり、レンタカー屋さんの閉店時間が迫っていたり・・・でもカレコは満タン返し不要のためそのまま返せます。ドライブの途中でガソリンが減ってきたら備え付けのクレジットカードで給油!シェアしている車、みんながお互い心地よく使うためにも早め早めの給油で、返却時も安心です。レンタカーだとついつい、最後でいいや〜とか、安いところ探そうとか、自分のクレジットカードと提携の特定のスタンドを探そう・・・なんてしているうちに気づけば時間が経っていることもしばしば。カレコではガソリンを入れると300円分のクーポンをゲットできます。当たり前のことだけど、お得感満載。
それでもこんな時は比較してレンタカーを選択
- 1泊以上の遠出をするとき。(夜はカレコもお得なので距離と時間によってはカレコが優位!)
- 大型車、ワンボックスカーなど大きな車が必要な時。(こちらも、場所によっては車種が増えていてワゴン車もあるようです)
- チャイルドシートを持っていない家族を乗せるとき(前もって分かっているときはチャイルドシートだけをレンタルするという方法もありですね)
きっとレンタカーを使うときは上記のような時。金額面だけで考えると距離料金と時間料金が基本のカレコ、遠出や1泊など長時間となる場合はレンタカーの方がお得になることも。レンタカーは特別なお出かけ、普段使いにはカレコが便利です。
カレコ利用暦5年。その間に起きたトラブル
カーシェアリングって、誰かがいつも車を返却のたびに見ているわけでもないし、汚いんじゃないの?とか聞かれますが先にも書いた通り、いつもきれいな印象。これ、本当です。
店員さんもいないから困ったことがあったらサポートセンターへの電話で対応してもらえます。
5年間で起きたトラブルというと、、、
- 返却しようとしたら駐車場に別の車が停まっていた
- 返却時に忘れ物してしまった
- 予約開始時間を間違えて予約してしまい予約した時間よりどうしても早く利用を開始したくて困った(アプリからは予約の延長はできますが前倒しはできません)
というところかなぁ。どれもサポートセンターへの電話ですぐに解決したので、ものすごく困ったという記憶でもありません。
別の車が停まっていたときは返却時間も近づいていたので正直焦りました。が、サポートセンターに電話して最寄りのコインパーキングに停めてくださいとの指示をもらったので特に問題ありませんでした。
ちなみに忘れ物は返却から10分以内なら取りに行ける機能があります。
必要な時に必要なだけを持つシンプルな選択
子育て中、なにかと車があると便利!車があったらいいな!と思うことをカレコなら手軽に簡単にかなえてくれます。
ただ、車がとにかく好きでカスタマイズしたい人や所有欲のある人などこだわりのある人には向か無いですが、まぁそういうひとはそもそもカーシェアなんて考え無いですね。
所有する欲さえ無ければ、万が一の事故などへの保障、困ったを解決いてくれるサポートセンターがあるから安心。子育てが始めると、子どもの将来のことも考えてしまうもので、子どもたちが大きくなった時の環境のこととかも考えてしまう。
そういう意味でもカレコはエコ。ある意味の断捨離かもしれません。必要な時に使えて必要な分だけ使うというシンプルな生活の一端になるような気がします。
5年使ってこの便利さと手軽さシンプルさ生活の一部になっています。きっとカレコを退会するときは、田舎にでも引っ越して車を購入する時なんだろうなぁ。
カレコ入会ページ カーシェアリングなら「careco」! check
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ご興味があればカレコを使用したときの体験談も書いてますのでご覧ください。
あ、そうそう。実は我が家ではカレコ以外のタイムズプラスやアースカーなどのカーシェアリングサービスも利用したことがあります。
なので、それぞれの特長や使用感についても今後書きたいと思ってます。お楽しみに~♪