普段ユニクロ贔屓ではない私だちこです。私自身の服をユニクロで買うことはほとんどなく、大量生産格安販売であまりデザインにいいイメージもなく、持っているのはアウトドア用に購入したウルトラライトダウンくらい。
ですが、今回は息子用に購入したボディ肌着があまりに秀逸で、ユニクロの商品設計の細やかさに感動して記事を書くことにします。
ユニクロを買うまでH&Mのボディ肌着を愛用していました。
H&Mもダメというわけではありません。いたって普通ですが、赤ちゃん用のボディ用下着で、もしも迷ったら絶対UNIQLO!もう一度言いますよ、ユニクロです!
普通でお得なH&Mと比較してみます。
Contents
ユニクロとH&Mの赤ちゃん用ボディ肌着を比較
今回比較したのは、我が家にある「ユニクロ」と「H&M」の赤ちゃんようボディ下着。
ユニクロはこちらの、
コットンメッシュインナーボディ(フルーツ・ノースリーブ・2枚組 990円+消費税=1069円 一枚あたり534円

左がユニクロ 右がH&M
ノースリーブボディスーツ 3枚セット1,299円 一枚あたり433円。

ノースリーブボディスーツ 3枚セットhttp://www2.hm.com/ja_jp
なお、ユニクロはサイズ90、H&Mは86cmのサイズを比較しています。
ユニクロとH&Mの素材とタグを比較

ユニクロタグ

H&Mタグ
お肌に優しい綿素材で、素材としてはどちらも一緒。
さわり心地は、ユニクロはエアリズムなので、ちょっとサラッとした感じですが、H&Mはいたって普通のTシャツのようなさわり心地。昔ながらの、ザ!下着!というさわり心地です。
洗濯の乾きやすさは
ユニクロが断然乾きやすいです!
これはエアリズムだからかもしれませんが、同じコットン素材なら、乾きやすい方が梅雨時期や、暑い夏は特にありがたいですね。
タグのつき方が違います。
ユニクロは、肌に当たらないよう腰部分の外側に縫い付けられています。
H&Mは首の後ろの部分、大人ならここでもいいのですが、子ども、特に赤ちゃんの首部分は汗をよくかく部分で、汗疹や肌荒れしやすい部分です。
ユニクロのように外側に取り付けられているといいですよね。
ユニクロのボタン配置が素晴らしい

ユニクロのボタン

H&Mのボタン
オムツを替えて手早くボタンを留めたつもりが「あ!一個ずれてる!」って気づいて、ボタン外してとめ直し〜!よくある話です。
それが、このボタン一個色が違うだけでそんな育児あるある問題が解消します。
ユニクロは3つのボタンのうち真ん中一個の色が他と違うので、同じ色同士を留めるところから始めればずれることもありません。
海外のブランドで、このようにボタンの色が変わっているものを見たことがあります。また、洋服だと他のブランドやメーカーでもあるかもしれません。
でも、お得なファストブランドで、このボタン配置とクオリティ、育児をする立場の人のための気遣いに感動です。
ホックの素材がユニクロは金属ではなくプラスチックなので、金属アレルギーの心配もありません。
ユニクロとH&Mの肌着 ホックを留める位置を比較

左がユニクロ右がH&M
ボタンを留めたときに、ボタンが来る位置がユニクロとH&Mでは違います。
着せる立場としては、これは圧倒的にユニクロのボディ下着のほうが着せやすいのです!
なぜなのか。
このボディ下着を着せる頃の赤ちゃんの発達段階としては、月齢だいたい4ヶ月以降の首がすわったあと(首がすわっていないとかぶせづらいため)です。
また、その時期だからこそ、このかぶせるタイプの下着を選ぶことになります。その頃の赤ちゃんの様子としても
- うつ伏せが好きになる頃
- 寝返りやはいはい時期
このように、じっとしていない時期。こんな時期だからこそ、かぶせるタイプで、しかもお腹が出ないこのボディ肌着を着せることになります。
すると、うつ伏せやはいはいの状態で下着をかぶせて、赤ちゃんの動きを制止しながらホックを留めることも多々あります。そんな時、H&Mのホック位置だと前すぎるのです。ゴローンと寝かせて上を向いている時だと留めやすい位置ですが、うつぶせになったり、ハイハイし始めたら抱っこしてちょっとおさえながらとめるかんじになります。
オムツ替えの時ももちろん同じような状況なので、ごろーんとおとなしく上をみて寝転がってくれる赤ちゃんはいいかもしれませんが、活発な赤ちゃんだとユニクロの下着のほうがオムツ替えも楽かもしれません。
ただ、もちろん生地なので伸びますし、ものすごーくやりづらい、と言うことではなくユニクロのほうがとめやすい、というだけです。
ユニクロとH&Mの赤ちゃん肌着の首回り 脱ぎ着させやすさを比較

ユニクロの首回り

H&Mのくびまわり
首回りは縫製の仕方というより、形がそもそも違います。
H&Mの形がいたって普通の形。
ユニクロのこの首回りはデメリットと、メリット両方あると思います。
私自身最初、ユニクロの方はお洗濯するとよれるし、上に着せるときに肩部分がごわつくし、他全部いいけど、ユニクロ肌着もこの首回りだけはダメだな、と思っていました。
がしかし!
使っていくうちに、脱ぎ着させやすさや、首回りが伸びないなど、いい面が見えてきました。
ユニクロの方が実は脱ぎ着させやすいと思います。そして、寸胴な赤ちゃん体型でも下着がずれずおそらく着心地良いのではないかと思います。(着心地は本人でないとわからないですもんね)
ユニクロとH&Mで縫い目を比較

左がユニクロ右がH&M
- 縫い目は、全く違います。ユニクロは外側に縫い目がきています。
H&Mは大人の普通の下着などと同じように、内側に縫い目があります。
なので肌触りという点ではユニクロの方が断然いいでしょう。
脇部分もこのように違います。

左がユニクロ右がH&M
見た目はやはりH&Mのほうがすっきりしています。写真は真っ白の下着ですが、他の柄もいろいろとあります。
子供は暑くて1枚で過ごしたり、出かけた先で1枚になることもあるので、見た目がいいほうがいいと思うのです。でも、ユニクロのほうも1枚になったときに、「下着」ということはわかるのですが、別になしではない、という感じです。
子供ですしね、赤ちゃんですし。という観点でもアリです。
まとめ
- 値段はH&Mが1枚当たり100円ほどお得
- 素材は綿100%で同じだけれど、肌触りと乾きが違う
- ユニクロのボタン配置が素晴らしい
- 活発な赤ちゃんはユニクロの方が脱ぎ着させやすいかも
- お肌に優しい縫製はユニクロ
- おしゃれなのはH&Mかも
ちなみに、保育園でかぶる率はユニクロの方が高いです。
秀逸なユニクロ下着とちょっとオシャレでお得なH&M
以上、ユニクロとH&Mの赤ちゃん用下着であるボディ肌着の比較は、圧倒的にユニクロに軍配があがる状況です。
ただ、言いたいのは、H&Mがダメなわけじゃないんです。
あまりにユニクロがよくなりすぎています。上の子が0歳の頃(4年前)はこんなによくありませんでした。
かたやH&Mのよさはお得さとちょっとオシャレな感じ。柄もちょっとおしゃれ。色もベーシックであわせやすくて、雰囲気イケメンみたいな感じです。
このサイズを着る0歳の頃、特に夏となると1日に2、3枚は着替えるためとにかく洗い替えの枚数が必要です。
そんなに長期間同じサイズを通常は着れないため、ボロボロになるまで着るわけではないのでむちゃくちゃ丈夫なければいけないわけでもありません。
そう考えるとお得なH&Mも取り入れつつ、機能的に優れたユニクロをメインとしながらも着回すのがいいのではないかと個人的には思います。
ユニクロもH&Mも、セールのタイミングだと、1枚あたりにしても100円くらい安くなっているので、セールのタイミングを狙って買うのもアリですね。H&Mは半額近くなっていることもあります。
ユニクロ、正直あんまり好きじゃありませんでした。自分の服もユニクロではあまり買いませんってか、買わないし惹かれるものがあまりない。
でも今回ばかりは、細部まで秀逸に考えられたユニクロのボディ肌着、感動しました。