Googleがページ表示速度を検索結果の順位付けの一要素にしていることは有名な話ですよね。
ゆるままのサイトでも少しでも早くページ表示させて、見ていただく方にストレスを与えたくないという思いがあります。
そこで今回簡単にウェブサイトを高速化できちゃう情報をいただきましたので実践してみました。
Contents
前提
今回実践した情報は、サーバーがApacheを使用していないと有効ではありません。
ゆるままのウェブサイトを運営しているminibirdはApacheを使用していたので実践できました。
実践される前にご自身のサイトを運営しているサーバーがApacheを使用しているかどうか確認してみてください。
.htaccessにコードをコピペするだけ
.htaccessというサーバー上のファイルにコードをコピペするだけで簡単にウェブサイトの高速化ができちゃいました。
そんなすばらしい情報を教えてくれたのがこちらのページでした。コピペするコードやコードの詳しい解説も書かれています。
重要:.htaccessに元々記述されている内容は絶対に消さないでくださいね。消してしまうとウェブサイトの表示がおかしくなったり、最悪の場合、サイト表示できなくなることもあります。念のため、コピペする前に元々の.htaccessのバックアップを取ることをお勧めします。
なぜ高速化できるのか?
このコードをコピペするだけでなぜ高速化が実現するのでしょうか。
.htaccessはApacheの動作をコントロールするための設定ファイルのようなものなのです。なので、このファイルにApacheに対する命令を記述することでサイトを高速化させています。
具体的には以下を行っています。
- ブラウザのキャッシュ設定
- 各リソースファイルの圧縮設定
ブラウザキャッシュを設定することで、一度表示したリソースはブラウザのキャッシュに保存されますので、次にサイトを表示したときには保存したブラウザキャッシュから読み込むようにしてデータ通信量を少なくし、サーバー負荷を軽減させます。
また、サイトの各リソースファイルの圧縮設定をすることで、サーバーからブラウザにサイト表示に必要なリソースファイル(HTMLや画像など)を転送する際に、サーバー側で一時的に各リソースファイルを圧縮してから転送し、ブラウザ側で解凍してから表示されます。この仕組みもデータ通信量を少なくし、サーバー負荷を軽減させてくれます。
このようにして、ウェブサイトを高速化させています。
高速化の効果
気になる高速化の効果についてです。本当にコードをコピペしただけです。
GTmetrixというパフォーマンスチェックのWebサービスサイトとGoogleのPageSpeed Insightsで計測しました。
高速化前の状態
GTmetrixの結果
PageSpeed Insightsの結果
高速化後の状態
GTmetrixの結果
PageSpeed Insightsの結果
まとめ
GTmetrixの結果では、
- Page Speed:C → A
- YSlow:D → C
にそれぞれ評価がアップしました!
また、Google PageSpeed Insightsでは、
- モバイル:46 → 61
- PC:61 → 87
にそれぞれアップしました!
簡単にできますのでオススメです!Googleの検索結果に好影響が出るといいなぁ。。。